【体験談】妊活中に経験した挫折と再出発|涙の先に見えた希望

ベビー服と帽子 妊活記録
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免責事項: 本記事は医療アドバイスではなく、あくまで私自身の体験談です。
医療に関する疑問や不安があれば、必ず医師に相談してください。


こんにちは!ゆちゃまるです✿

私は現在34歳、今年の夏に35歳になります。
33歳で不妊治療を始め、一年後の34歳で稽留流産を経験しました。

私にとって、稽留流産は今後忘れることのない本当に辛い経験でした。

まさか自分が流産するとは…。
すぐに受け止めることが出来ず涙を流す日々でしたが、「必ずまた妊娠できる」と前を向くことで徐々に明るい自分を取り戻す事ができました。

また、流産を経験された体験談をネットでたくさん読みました。
悲しい思いをしているのは私だけじゃない、たくさんの人が悲しみを乗り越え妊娠出産を叶えていることを知ることで勇気を持てました。

この記事では、私の流産経験や辛く悲しかった気持ちとの向き合い方をまとめます。
生々しい表現があるかもしれないので、苦手な方は飛ばして読んでいただけたらと思います。

流産で辛い思いをされている方や、そのご家族やご友人にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

妊娠発覚

胸に手を当てている女性

妊娠がわかったときは、本当に嬉しくて毎日がキラキラしていました。

大好きな主人に報告して一緒にお祝いし、赤ちゃんを迎えることに夢が膨らみました。

しかし、妊娠がわかってから数週後の健診で「残念ながら赤ちゃんの心拍が確認できない」と告げられた瞬間、心臓が締めつけられるような衝撃が走りました。

その後、稽留流産と診断されました。

流産経験者の現状

実は、日本では妊娠22週未満に妊娠が終わることを流産と呼び、妊娠した約15%は流産になるといわれています。

流産を経験する女性も多く、妊娠経験のある人の38%が流産を経験しているとの報告もあります。
自分だけではないのだと知ることで、悲しいけど少しだけ気持ちが軽くなりました。

妊婦健診までの喜び

妊娠初期は嬉しいことの連続でした!!

妊娠検査薬で陽性を確認し、5週を過ぎた頃にクリニックにて受診。
6週のときにはエコーで胎嚢や心拍をしっかり確認でき、喜びは最高潮に達しました!

その後もつわりは軽く、体調も悪くありませんでした。

初めての妊婦健診で先生に「順調ですね!」と言われたときは、自分でもお腹を撫でながら幸せをかみしめましたね~。

赤ちゃんの成長を感じる日々に、妊娠できて本当によかったと思っていました。

その当時、不妊治療を始めてから1年以上経っていたかな。

私も主人も妊娠を待ち望んでいたんです。
ずっと待っていた私の赤ちゃんです。

診断の日~稽留流産~

しかし11週目の健診で、予想外の結果が告げられました。
エコー画面に映った赤ちゃんは前回より大きくなっておらず、心臓の鼓動も見えませんでした。

先生から「これは稽留流産ですね」と説明されたときは、夢であってほしいと心から思いました。

「稽留流産」とは、赤ちゃんの心拍が確認できた後、出血や腹痛などの症状がないまま、子宮の中で赤ちゃんが亡くなってしまう状態のことです(参考:日本産科婦人科学会)。

私の場合は出血がありましたが、腹痛が全くなかったので説明の通りでした。

妊娠初期で症状らしい症状がまったくなかったこともあり、まさかこんなことになるとは思ってもみなかったのです。

告知を受け、信じられない気持ちで頭が真っ白になり、涙が止まりませんでした。

その日はいったん家に戻り、主人と二人で泣きながら今後のことを話し合いました。

医師からは、自然に待ってみる方法手術の選択肢を提案されていました。

こんな結果は残酷だな…と思いながらも主人と話し合った結果、「早めに手術を受けた方が気持ちがラクかも」と考え、手術することに決めたんです。

ですが、翌日の朝方に自然に出てきてくれました…。
手術する必要がなくなったので、我が子は親想いの良い子なのだと今では思えます。

流産後の日々と気持ちの変化

流産後、体は思ったよりも早く回復しました。

出血や腹痛が徐々に治まり、心も少しずつ落ち着いてきました。

それでも最初のうちは、あの悲しい出来事を思い出して涙する日も…。
主人がいつも温かく支えてくれたおかげで、一人で抱え込まずに済みました。

女性と励ます男性

今までそこまで動かなかった主人が、積極的に家事を手伝ってくれたり、「ゆっくり休もうね」と優しく声をかけてくれたりして私は救われたんです。

彼は一度も私を責めずにいてくれて、その言葉にどれほど救われたかわかりません。

私は主人のサポートを受けながら、ゆっくりしたり、本を読んだりする中で、少しずつ自分を取り戻していきました。

ある日、近くの小さな公園まで散歩してみると、青空と木々の緑に心が少し明るくなりました。

そのときに改めて、「生きていること」「家族がそばにいること」のありがたさを実感しました。

夕食には栄養バランスのいい料理を主人と一緒に食べながら、日常に小さな幸せが戻ってきたことに気づき、私は前を向くことが出来たんです。

ネットで見つけた医療情報

ぜひ共有させてください。

妊娠12週未満の流産では約80%が胎児側の染色体異常といわれています。

染色体異常は誰にでも起こりうる偶然の出来事なので、「私が悪かった」というわけではないとわかりました。

また、同じ学会の資料には「過度に心配する必要はない」とも書かれており、次への不安におびえなくていいという言葉に救われました。

私は数週間後に再び病院を受診し、医師から「流産後すぐに妊娠を再開しても流産リスクは高まらない」と言われました。

この言葉に背中を押され、主人とも「もう一度頑張ろうね」と話すことができたんです。

ゆちゃまる
ゆちゃまる

流産の辛さはとても深いけれど、この経験を通して、命の尊さや主人の優しさ、周囲の温かさを改めて感じることができました

稽留流産を経験して

この流産は、私にとって『一生忘れられない経験』になりました。

短い間でしたが、私のお腹の中で生きてくれていました。
私を親にしてくれた、紛れもない事実です。

旅に出たくなったんだよね、自由な子だね。
いつ戻ってきても私たちは怒らないよ。
絶対にまた会おう、次は離さないからね。


私が経験した流産は、一生の別れではありません。
必ずまた会えるんです。

そう思うことで、また前に進むことが出来ています。

これから同じ経験をする方へ

稽留流産を経験して、どうか悲観しないでほしいと思います。
同じように悲しい経験をした人は私以外にもたくさんいます。

実際、流産は決して珍しいことではなく、多くの妊婦さんが心を痛めているのです。

つらいときは無理せずに泣いたっていいし、誰かに話を聞いてもらってください。
医師からのアドバイスをもらいながら、自分を大切にしながら進んでいきましょう。

辛い気持ちはすぐに晴れなくても、時間とともに少しずつ和らいでいくものです。
必ず笑顔で過ごせる日が来ると信じて、焦らずにゆっくりいきましょう!

ちなみに、日本産科婦人科学会の情報では、「流産を2回経験しても次回無事に出産できる確率は80%以上」と報告されています!!

すごくないですか?
心強いですよね!!

次に繋がる可能性は、意外と高いのです!

最後に

コウノトリと赤ちゃん

同じような経験をされた方に伝えたいのは「あなたは一人じゃない」ということです。

私もこの先、また赤ちゃんを迎えられる日を信じて一歩ずつ進んでいきます。

ゆちゃまる
ゆちゃまる

未来には笑顔で赤ちゃんと会える日がきっと来る!!
私は心から信じています✿

私の体験談をここまで読んでいただき、ありがとうございました。
同じような経験をした方と、コメント欄やメッセージなどで励まし合えたら嬉しいです♡

はぴはぴ~★

免責事項: 本記事は医療アドバイスではなく、あくまで私の個人的な体験談です。
妊娠や流産について疑問や不安がある場合は、必ず医師に相談してください。

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