出生前検査(NIPT:新型出生前診断)は、妊娠初期に受けられる検査の1つです。
「出生前検査を受けるべき?」
「費用はどのくらい?」
「受けるか受けないか、どう判断すればいい?」
妊娠がわかると、多くの妊婦さんとパートナーがこの問題に直面します。
この記事では、私自身が出生前検査を受けるかどうか悩んだ時の経験をもとに、判断基準や検討すべきポイントをご紹介します。あくまで個人の体験談ですが、同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
- ✓ NIPTを受けようと決めた理由(高齢出産・1/300という数字)
- ✓ 夫婦で「もしもの話」をした経緯
- ✓ 結果待ちの2週間、正直な気持ち
- ✓ 結果が出た日に感じたこと
私がNIPTを受けようと思ったきっかけは、産婦人科で「高齢出産の場合、染色体異常の確率は約1/300です」と告げられた瞬間でした。
300分の1。低い確率に聞こえるかもしれません。でも私には、その数字がリアルに感じられて。
そのとき頭をよぎったのが、「自分たちが先に死んだ後のこと」でした。染色体異常があるとわかった場合、その子を誰が支えるのか。自分たちが元気なうちは全力で育てられる。でも、私たちがいなくなった後は?
「受けるかどうか迷う」というより、夫と私には「事前に知って、二人で覚悟を決めておきたい」という気持ちが自然と湧いてきました。夫に話すと、同じ考えでした。意見が一致したことで、「受けよう」と決断しました。
出生前検査ってどんなもの?
「出生前検査にはいくつかの選択肢がある」という一般的な情報を知り、詳しい内容は通っている産婦人科で説明を受けながら理解を深めていきました。
情報を整理して考えるとき、まずは「自分たちにとって必要な情報は何か」を意識することが大切です。
出生前検査の種類【基本知識】
出生前検査には、大きく分けて2種類あります。
1. 非確定的検査(スクリーニング検査)
特徴:
- 母体への負担が少ない
- 確率がわかる(確定診断ではない)
- 採血や超音波で行う
代表的な検査:
- NIPT(新型出生前診断)
- クアトロテスト
- コンバインド検査
2. 確定的検査
特徴:
- 確定診断ができる
- 母体への負担がある(流産リスク)
- 羊水検査や絨毛検査など
代表的な検査:
- 羊水検査
- 絨毛検査
私が検討したのは、非確定的検査の一つでした。
どの検査が自分に合っているかは、 医師と相談しながら決めることが大切です。
💡 ポイント: 検査の種類や内容は、必ず医師から説明を受けましょう。 ネット情報だけで判断するのは避けた方が安心です。
検査費用の目安
出生前検査は、基本的に自費診療です。
費用の目安:
- NIPT: 10〜20万円
- クアトロテスト: 2〜3万円
- 羊水検査: 10〜15万円
病院によって費用が異なるので、 事前に確認することをおすすめします。
私の場合も、費用は検討する際の大きな要素でした。
検査を受けられる時期
検査の種類によって、受けられる時期が決まっています。
NIPT(新型出生前診断):
- 妊娠10週〜
クアトロテスト:
- 妊娠15週〜18週
羊水検査:
- 妊娠15週〜18週
私の場合、妊娠11週頃に産婦人科でNIPTの説明を受け、そのまま受けることを決めました。 決断自体は早かったのですが、検査を受けてから結果が出るまでの2週間が、本当に長かった。
検査を受ける理由・受けない理由【一般例】
検査を受けるかどうかは、本当に人それぞれです。
検査を受けることを選んだ人の理由(一般例)
- 心の準備をしたい
- 結果を知ることで、受け入れる時間を持てる
- 高齢妊娠で不安がある
- 年齢的なリスクを考慮して検討
- 家族歴がある
- 遺伝的な背景を考慮
- 安心したい
- 陰性であれば、心配が減る
検査を受けないことを選んだ人の理由(一般例)
- 結果に関わらず産むと決めている
- 結果を知る必要がない
- 体への負担が心配
- 確定的検査のリスクを避けたい
- 費用面での負担
- 検査費用が高額(NIPTは10〜20万円程度)
- 結果を知ることが不安
- 知ることで逆に不安が増える可能性
💡 ポイント: どちらの選択も正解です。
大切なのは、自分たちが納得できる選択をすることです。
検査結果を待つ2週間
検査を受けてから、2週間待ちました。
頭では「大丈夫」と思おうとするのに、ふとした瞬間に不安が押し寄せてくる。夜、眠れない日もありました。
夫の前では、なるべく心配していない素振りを見せていました。「私が不安がったら夫まで不安にさせてしまう」という、変な強がりです。でも内心は、気が気じゃなかった。
2週間というのは、短いようでとても長い時間でした。
結果が出た日のこと
結果が出た日、画面を開く前に少し深呼吸しました。
結果を見た瞬間、涙が出るほどではなかったけれど、ずっと張っていた何かがすーっとほどけていく感覚がありました。
その日の夕ごはんが、久しぶりに美味しかった。2週間ぶりに、ご飯の味をちゃんと感じられた気がしました。
あの安堵感は、今でも忘れられません。
今、不安や迷いを感じている方へ
NIPTを受けるかどうかは、本当に人それぞれの判断です。
私の場合は「事前に知って覚悟したい」という気持ちが受けた理由でした。でも「結果に関わらず産む」と決めている方には、必要ない検査かもしれない。どちらの選択も、正解だと思います。
ただ一つ言えるのは、パートナーと一緒に考えたことが、私には一番の支えになったということ。
迷っている方は、まずパートナーと「もしもの話」をしてみることから始めてみてください。
最後に
出生前検査は、受ける・受けないに正解はありません。
大切なのは、自分たちにとって納得できる方法で検討することです。
妊娠中は体も心も大きく変化しますが、小さな工夫や家族との協力で不安も少しずつ和らぎます。
この記事が、検査を迷っている方や妊娠中の方の気持ちの整理に役立てば嬉しいです。
今日の一歩が、少しでも安心につながりますように。
【免責事項】
この記事は私個人の体験談・感想であり、医学的なアドバイスや診断を目的としたものではありません。妊活・妊娠・健康に関する判断は、必ず医師や専門家にご相談ください。個人の体質や状況により適切な対処法は異なります。
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